タスク先生の家は1DKのアパート。 当たり前だけど玄関には先生の靴しかなくて、あたしは緊張で倒れそうになった。 部屋に入ると先生はサッと布団を敷いて、眠っている美羽の体を優しく寝かせた。 そして、玄関横のキッチンに突っ立ったままのあたしに 「せまいけど、どうぞ」 と、あの“世界いち清潔な笑顔”で言った。