いつまでもタスク先生を


家族ごっこに付き合わせちゃいけないんだ――





「……タスク先生は…
やっぱり“先生”だから……」







「ありがとうございましたー!」


終わりを迎えた観覧車のドアが開く。



無理やり微笑んだあたしの瞳に

タスク先生の表情は、よく見えなかった。