だからわざと入れた。
風邪にいいし、我が儘させちゃダメだからね。
「ダメっ!食べなさい」
「うぅ・・・。・・・っん。マズッ!!」
おっ!!!食べたっ!
「偉いっ!京っ!」
うちは京の頭をポンポンしてると「子供扱いしないでっ!てか、背縮む」って・・・。
充分低いって・・・。
なんて言うと京は怒るからあえて言わない。
「ゴホッ、ゴホッ、ゴホッ・・・ゴホッ・・・」
「大丈夫っ?あ。全部食べたじゃんっ!
ちょっと待っててっ!」
うちは部屋を出た。
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