「総司は普通だなっ!??」




「うん。僕はね」




本当に沖田さん普通だ・・・




「───祇園精舎の鐘の声」





「知ってんのか?」




土方さんに聞かれた




「全部はあやふやですが、冒頭なら・・・」






「ふーん」





ふーん。って・・・





「ゴホッ、ゴホッ」




「京ぉ~。あれっ?夏風邪っ?」






千嘉が私の顔を覗いてきた。