「さ、巡察続けるよっ」 「あ、はいっ!」 私は沖田さんの横に並び、巡察を続けた。 「へぇ、君達の時代は携帯ってのが必需品な訳なんだ・・・おっ。斉藤君」 「ん?」 前から来るのは、同じ時間に巡察を行っていた斉藤さんだった。 「こんにちゎ。斉藤さんっ!」 「あぁ。そっちはどうだった?」 「池田屋の前通ったんだけど、異様に威圧感あったね。今日かなぁ?止めを指すのは・・・」 「今日かぁ・・・」