「お疲れ。様子はどうだ?」
この時の京都・・・じゃなくて、京は治安が悪かったため、隊を二手に別れて巡回をしていたのだ。
「今日も変わった様子はありませんでした。・・・?この者達は?」
斉藤さんはこちらに気づき、顔を向けながら聞いてきた。
「あぁ、斉藤君!ご苦労。この子達は君が見つけた子達だ!」
近藤さんが私達について説明してくれた。
それに対し斉藤さんは思い出したよぉに「あぁ」と言った。
「俺は斉藤一だ。」
「私は、神田京子と言いますっ!歴史が大好きで、尊敬しているのは新選組なんですっ」
「うちは、西川千嘉ですっ!京の友達で、新選組を好きになったのも、京のお陰で・・・」
千嘉っ。さっきと同じ事を言ってるよ。