幸せ。なんかな?
「本当にっ?本当に幸せっ?」
「分からない。京はっ?」
うちは何を聞いてるんだろぉ。
「幸せだよ。十分幸せっ。でも・・・
怖い」
怖い・・・っ?
なんで怖い?
「私、好きな人知ってる。でも・・・失っちゃう存在なの。
ましてや、その内私達はこの世界から自分達の元の世界に戻る事になっちゃう。
・・・っウ、こ、怖い・・・。
・・・っ怖いよぉっ」
こんな弱音を吐いた京を見たのは初めてだった。
しかも失っちゃう存在って・・・
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