帰り方も知らないし、ケータイの電波も繋がらないし、家もないし・・・ ましてや、こんな格好で彷徨いたら浪士達に襲われちゃう。 黙ってしまった私達に・・・ 「まぁ、一旦広間に行くぞ。みんなに話さなきゃいけねぇしよ」 土方さんがそぉ言い部屋を出て行こうとしていた。 「あ、あの・・・っ!」 「早く来い。日が暮れんぞ」 言い残し行ってしまった。 「「・・・・・・」」 えぇ・・・っとぉ・・・ 「ほら。行くよっ」