「お願い」 「ほら、咲希呼べよ」 お前は喋るな。 「黙れハゲ」 「ひでぇ」 「呼んでよ」 「分かったよ。呼べばいいんでしょ?・・・恭介くん?」 「「おぉ・・・」」 なぜ、歓声? 「いいね」 「恭介くんとか懐かしい」 「だね」 「てか、今日俺たちの送別会だろ」 「うん」 「もっと、3年を祝福しろし」 「はいはい」 「あ、恭介」 「はい?」 「お前が次からキャプテンだ」