「ふぁ…」

未來の甘い声が聞こえる。

俺は苛立って、

壁を殴った。

『クソッ…クソ…』

手が痛い…。

心も痛い…。

せっかく未來が俺を求めてくれたのに…。

俺が台無しにしたんだ。
最悪だ。

俺はベッドに倒れ込んだ。