「おっ♪俺も乗る~」

陸はそう言って、龍にぶら下がる。

うわ~龍、大変そう…。
二人がぶら下がってるんだもんね…。

「重い…無理」

龍はフラ~とふらつく。
『あっ…!龍、大丈夫?』

私は龍を支える。

おっ重い!

龍、凄い…。

『あの~由希と陸…もう夜中なので…
騒ぐのはやめた方が…』
「ヤダ!降りない!」
由希はそう言って、暴れる。

「暴れるなっ!」

『キャッ…』

ドーン!!

豪快に私の方に倒れた。
やっぱり私、今日は運が悪いらしい。