『うぅ・・・私まだ包帯巻いてないよ・・・』

「「・・・・・・・・」」

『うぅ・・・』

「なんで巻いてないんだよ!」

龍は私の頭を一回、叩いて、

救急箱を取りに行った。

「未來・・・大丈夫か?」

陸は少し私の服をめくる。

「ちょっと青くなった・・・」

えっ!

『私の背中が汚れて行く~!』

「・・・・は?」

『女子なのに~』

「・・・頭大丈夫か?」

陸は私の顔を覗く。

『女の子はいつだって綺麗に見てもらいたいの!』

背中がどんどん傷物になっていく~!

バシッ

『いたっ!』

「そんなこと言ってる場合じゃないだろ」

『龍・・・』

「手当てすっぞ」

『うん・・・』

龍に手当てしてもらって良いのかな?