~未來side~

多分、私が考え過ぎたのだろう。

『なっ何でもない!』

う~ん。

『私、汗かいたからお風呂に入って来る!』

何か…嫌だ。

「いってらっしゃーい」
陸が手を振る。

『行ってきます』

何故か重苦しい雰囲気が有る。

ガチャ

私はお風呂に入る。

なんだろう…この気持ち。

さっきまでこのお風呂を、

龍と由希が掃除してたなんて…

仲良く掃除してたのかな?

由希が羨ましい…

って…

『だぁ~あ』

何が羨ましいの!?

私は体を一通り洗ったら、

湯船に勢い良く、入る。
私…龍が好きなのかな?
でも…由希が…

『もぉやだ~!』

お風呂に入っている時ぐらい、

リラックスしていたいな。