そんな事を気にしてる暇もなく、女の人があたしを校門まで引っ張っていき、校門前に止まってる車におしこんだ。

「えっと~」

「ごめんなさいね?急に連れ出しちゃって」

「い、いぇ」

「自己紹介がまだだったわね?あたしは風間奈斗の事務所の社長、斉藤菜月(さいとうなつき)。」

「風間君の!?」

「ええ」

「で、あたしに何の用事ですか?」

「あなたを連れて来た理由はほかでもないわ。あなたを風間奈斗のマネージャーにするためよ!」

「えっ!?」

い、今なんて?

「どういうこと?って顔してるわね」

「えっ!あ....すいません」

顔に出てたんだ....

「いいのよ。いきなりの事だしビックリするわよね」

もちろん......