「あー、すっきり。 これで直也くんの事諦めるわね」


そう言いながら瀧澤が戻ってきた。


「トイレ行ってくる」


「いってらっしゃい」


トイレに行く振りをして、急いで第3校舎へ向かった。


第3校舎に着くと亜由を抱えている僚介がいた。