「亜由!!」


その時、あたしの大好きな声が聞こえた。


「直也・・・?」


「大丈夫か!?」


慌てて階段を駆け上がってくる直也が痛くない。


「うん、大丈夫だよ。 僚介くんが助けてくれたから」


「はぁぁあ・・・よかった。 ありがとな、僚介」


「あぁ、気にすんな」


「???」