……っ!!!?


「コホッコホッ……コホッコホッ…」


突如襲った咳。


あたしはベッドから降りてカバンをあさった。


すぐに薬を取り出し、ジュースで流し込んだ。


「はぁ…はぁ…はぁ…」


なんとか落ち着いた。


すぐにベッドに戻る。


「大丈夫か…?」


冬雅が心配そうに顔を覗き込む。


「うん……。」


「そっか……。」