「兄弟とかは?」


「俺1人っ子…。」


「そっか。」


でもだったら……。


「何がヤバいの?」


「……。」


冬雅は黙って俯いてしまった。


……あ、もしかして。


「部屋片付けてないとか?あたし別に気にしないけど?」


「それもある……けど……。」


あるんだ……。


「けど?」


「……男の事情///」


男の事情?


あぁ…、そういうこと……。