……異変に気付いたのは放課後。 終礼が終わったときだった。 「う゛…。」 胸のあたりが苦しい。 変なもの食べたかな…。 今日食べたメニューを思い出す。 でも、これといって怪しいものは食べていない。 「天音、帰ろー?」 「うん……ちょっと…待って…。」 あたしはカバンを持って雪乃を追いかけた。