その後、入学式は終わり2年生の俺達は新しいクラスに集まった。
「奏(カナデ)~~。同じクラスだな!また仲良くしよーぜ!」
そう。俺の名前は
須藤 奏 スドウ カナデ
そして、今話し掛けて来た奴が
杉本 陽 スギモト ヨウ
一年の時、席が近くで仲良くなった。
今じゃ、一緒に飲んだりサボったりする仲だ。
「そいえば奏、入学式で樹下に注意されてたべ!」
樹下…?
『あの女?』
「そうそう!樹下可愛くね!?…あ~、でも超真面目ちゃんなんだよなぁ…。」
へぇ…、真面目…ね。
俺と正反対だ。
『樹下って下の名前なんていうの?』
「ん~、確か凜だったかな?てか、俺達今同クラじゃんw」
マジか;;
「てか、いきなりどしたの?」
『いや、オマエには関係ねぇ』
「え、奏ちゃん酷い!!!」
なんてやり取りをしながら俺は考えた。
まずは話し掛けてみるのが一番…か。