「一本多いんですけど?」

「まぢで!?
 ごめん!!!!」

あたしはいいことを思い出した。

バラの花束の中から

一本だけとり。

「りお、ありがとね。
 あたしからのプレゼント。」

「は?
 これ、俺があげたんだし。」

「まぁ、いいってことで?」