もしかして、りおなのかな? あたしの好きな人のりおなのかな? あたしの元彼のりおなのかな? それより、質問の答えが気になる。 トイレから遠ざかる彼らの 後をあたしはついていった。 「ああ、いるよ。」 りおが答えた。