本とは言いたい… 好きだよ、って 無条件に言えたら どんなに良いだろう? 夕飯を作り終わる頃、優斗が帰って来た。 「たっだいま〜」 「おかえり」 「写メ見たっ!?まぢアイツうけるっ♪」 「うけた、うけた♪」 ねぇ…… もしあたしが 気持ちを伝えなければ あの頃みたいに 最後まで笑いあえてたのかな。