「俺のおばさん家来る?」




無理やり家に帰されると
ばかり思っていたから
今の一言には驚いた






「は!?」



「だから、行くあてないなら
ついてこい」




「え?え?」





理解できないまま
ひっぱられてついた先は





――――Stump―――――



「え?ここ喫茶店?」



そこは木で作られた
小さな喫茶店だ





「その隣」





指差された方向を見ると
家があった




和風な家だった