なんて思いを巡らしてると
いつの間にHRが終わってた
みたいだ…


そして今から1時間目
朝一番の授業は体育だ…

ハァ…最悪…


『今日の体育は
女子はバレーボール
男子はサッカーだ
適当にグループを作ってくれ』
体育の先生はいつも適当だ
私達が一生懸命活動してる時
先生は読書に励んでいる。
全く私達を見ていないのだ


てかうわっ…
どうしよう…?
私親しい友達なんて
いないし…

なんて考えてるうちに
周りはグループを作り
終わったみたいだ。


ハァーやっぱり私独り
残ったか…。
しょうがない
ここはお腹痛いとか言って
保健室にでも行こうかな?

「先生、あの『おい、お前ら
竹内をグループに入れてやれ』

『えー。
だって竹内さんいれたら
人数合わなくなるし…』

なーんて声が聞こえる
まあ予想はしてた…
こうなったらやっぱ保健室だな

「あっあの!!
私ちょっとお腹…痛くて…
だからあの…その…
保健室!!行っても
良いですか…?」


『おー大丈夫か?
無理するな?
行ってきて良いぞ』


「大丈夫です…。
すいません…
ありがとうございます。」

そう言って私は
保健室へと歩き始めた。