そんな私の気持ちに
お構い無く彼は
私に向かって歩きだして…

『思ったんだけど竹内さんさ
冷めた目してるよな。
なんつーのかな…
全てにおいて馬鹿馬鹿しいとか面倒だとか思ってんじゃね?

もっと人生楽しめば?』



なんなのこいつ…
今日会ったばっかなのに
なんでこんな事言われなきゃ
いけないの…?
私の事わかったように
言いやがってムカつく!!


「そんなの貴方に
関係ないでしょ?
私がどう生きようかなんて
私が決める!!
貴方にとやかく言われる
筋合いなんかない!
私の事なんも知らないくせに
分かったように言わないでよ」
気づけばそう叫んでた…。
他人に怒鳴るなんて
初めてだ。



『竹内さんの事知ってるわけ
ないでしょ?だって今日
初めて会ったし、竹内さん
自分の事喋んねーし。
だからさ、友達になろうよ』