ハァー…
最悪だ。
こんな事にも気づかないとは…

「とっとりあえず
私独りでやるんで!!
だから…その…高橋君は
座っててください!!」

もうこうなったら
早く片して教室戻ろ…


…………
……
よしっ!!
片付いた!

作業始めてから
5分もかかってない。

まあこれが普通だ。
なのに…

『うわー!
すげーな。
こんな短時間で片付けるとか
なかなか出来ないよ!』

なんて可愛い顔をしながら
言ってくる彼。

よく今まで生きてこれたな。
なんて思ってしまう。