お葬式の日
愛花ちゃんは
ずっと隣にいてくれた
お葬式もお通夜も
叔父さんと叔母さんが
仕切ってくれたから
本当に助かった
お葬式が終わり
親戚だけが残り話合い
私はどうなるんだろう
施設に預けられるのかな
「菜美、これからのことで話があるからこっちにおいで」
叔父さんに呼ばれて
角に座っていた私も
みんなの中に入った
「菜美はうちに住むと良い」
え?
叔父さん…
施設に行かなくてもいいの?
「菜美がいやなら他の方法考えるけど…」
叔母さん…
「いいの…?」
「当たり前!菜美は私の妹みたいなもんなんだから!」
愛花ちゃん…
「ありがとうございます!」
この三日間
3人にゎ泣き顔ばかり
見せてたから
元気にそう言った
「よし、ぢゃあ決まりね!」