大人しく、ちょこんと座る愛華さん。




「・・・予想、ですよ。」




一応、念をおしておく。




2人とも、頷いた。




「なんか、愛華さんのグロテスクな日記に、〝あの人〟が頻繁に出てくるんですよ。」




「グロテスクって、何度も言わないで・・・。」




愛華さんがそういう。




事実、グロテスクだったんだけど・・・。




「とにかく〝あの人〟って悠馬かなー? って思ったんですよ。」




「え・・・お、俺?」




あんた意外に、悠馬はこの場にいねーよ。




「火曜日、悠馬と愛華さんは、遊ぶ約束をして・・・」




メモ帳をのページを捲りながら、私の考えを口にする。