「ていうか・・・列、長い・・・。」




私は、遠目で長蛇の列を見る。




・・・あれは1時間くらい待つな。




「あ、俺ここで待ってるよ。2人とも、行けば?」




そう言って悠馬が笑う。




「・・・僕も。」




「えーっ! じゃあ、私もこ「いいです。大丈夫です。」




しゅん・・・と、愛華さんは落ち込んだ様子で、去って行く。




・・・率直な感想、いいですか?




面倒臭い。




女の私が言うのもなんだけど・・・。




女心、複雑。超、めんどい。




「あ、話いい?」




「え? あ、ああ。いいよ、舞人。」




私は、まず単刀直入に。




「8月。誰かと遊んだ? 中学の時。」