*+*+*+* 「・・・にんじん。じゃがいも。あと、りんご。」 少し嬉しそうな・・・弾んだ声で、かごに入れていく。 ・・・うわぁ。楽しそうだな、真桜。 この時・・・―――俺も楽しくて、気が緩んでた。 俺は、最近・・・幸せになりすぎたんだ。 「悠馬・・・く、ん・・・―――ッ?」 俺は、自分の耳を疑った。 だって、この声は・・・――― 「アイカ・・・ッ!?」