「コレ、どうしたんだ?」




「最近、ハマってる。私の楽しみ。」




へぇー。




「じゃあ、ベッドの近くに散らばってる本は・・・?」




「医学系の本と、経済学を少し。」




「うわ、頭が痛くなりそうだな・・・。」




「・・・うん。英語だから、読んでて頭痛がする。」




「・・・真桜、一ついいか?」




俺は、頬をひきつらせながら、思ったことを言う。




「・・・知恵熱じゃねーの?」




「・・・あぁ、そっか。」




真桜の、ちょっと抜けた一面を見た、俺。




得したのだろうか・・・?




まぁ、レアだろう。