【修正完了!!】政略結婚、しました。



茉希に八つ当たり的な感じで、
怒鳴ってしまったのは、
悪いとは思っている。




が、今の俺は、
何をするかわからない。


茉希を前にして、
理性を保っていられる自信も、
保証も、ない。


だったら突き放したほうが。

茉希に危害はない。



そう思っての決断だ。



間違っては、いない。



……………たぶん。




きっと今。


茉希に手を出してしまえば、

茉希は、
「言われて仕方なくヤった」
と解釈しちまうだろう。


………そんなこと、絶対に嫌だ。




義務的になんか、ヤりたくない。

ヤったと思われたくない。




だから、

茉希の気持ちを、
全く考えていない、
勝手なこととは、
わかっていても。


こうするのが、いいのだと。



俺は思い込む他なかったー…。




今日で3日目ー…。



あれから悠翔は一度も、
家に帰ってきていない。



悠翔からの連絡もない。





どうしよう…あたしたち、
本当に離婚しちゃうのかな?


やっと…自分の気持ちに
気づけたのに…。



そんなの絶対に、嫌…。




ーガチャッ


4日目の夕方。


待ち望んだ、悠翔が帰宅した。



「悠翔っ!!おかえりなさい!!」

嬉しくて悠翔に駆け寄るあたし。


気持ちに気づいた途端、
少し素直になれた。


悠翔に思いっきり抱きついた。


………いままでじゃ絶対に、
ありえなかったこと。




「ただいま」

「悠翔!!ご飯にする?お風呂にする?」

「ん〜。茉希………は、飯食った?」

びびび、ビックリしたぁ〜!!!!


今、“あたし”かと
思ったじゃん!!!!!!


「悠翔と食べたくて…待ってた!!」

「俺と…って、帰ってくるかもわからないのにか?」

「迷惑…だった?」

「いや…別に。じゃあ、飯にするか」

「うん!!」

久々の悠翔とのご飯だぁ!!!!




「「いただきます」」

お互い無言で、ご飯を食べる。


これじゃあ全然、
楽しくない…。





「茉希」

「ん? 何?」

「この間のことなんだが…」

「いいよ?」

「…………え?」

「子供、作るんでしょ?いいよ」

「茉希…?」

「子供、作っていいよ?“そういうこと”してもあたし…平気だよ?」

あたしは今。


ちゃんと笑えてるのかなー…?




「茉希…あのな…「あたしのことなら全然気にしなくていいから。悠翔だって…シたいよね?ごめんね、もっと早くに気づけてれば、悠翔に気効かせずに済んだのにね」」

「茉希…」

「いいんだよ?悠翔の好きにしてー…」


悠翔が、“好き”だから。
最後のその言葉をのみ込んだ。



「茉希…」

「あたしは、平気だよ。だから…ね?」

“あたしを、抱いてー?”

あたしは、
“ちゃんと笑えてるか”
すらわからない笑顔で、
そう言ったー…。



【悠翔SIDE】


「あたしを、抱いてー?」


確かにはっきりと、
そう言った、茉希。


まさか茉希から、
そんなことを言われるとはー…。








思っても、いなかったー…。