『奏ちゃん…戻んなくても平気なん?』


確か奏ちゃんは5組だったはず。だから早く戻んなきゃ間に合わないはず…



『あっ…ヤベッ!!あと1分?!帰るわ!!』


慌ただしく帰っていった。


そんなに急ぐなら3組に来なきゃいいのに…



―それから奏ちゃんがあまり来なくなった。


アタシのお守りに疲れたんだよね?きっと…やっぱり奏ちゃんもみんなと同じだったの?