すると声をかけられた。
「ねぇ、君かわいいね。今日、7万でどう?」
なんと財布の緩い男なんだ
まぁ、なにはともあれ7万なんて大金すぎるけど、今必要だから
男の容姿は、スラッとしていて家庭を持っていてもおかしくない顔立ちをしている
「本当ですか?」
俺は覚悟を決めて行くことを、アピールすることにした
「もちろんだよ。私も君みたいなかわいい子を独り占めできて嬉しいよ」
そういいながら、肩を腕に回してきた男。
少し嫌悪感がしたが、振り払えば7万も水の泡だ。
「ありがとうございます」
と、男に笑顔で答えた。
「じゃあ、行こうか」
そして、俺達は闇に紛れた