掃除をして、窓から外を眺めていたら家に帰るのが遅くなってしまった。 お母さんに叩かれる。どうしよう そう考えると怖くなって、僕は家の玄関の前に立ちつくした …どうせ遅くなるならもっと遅く帰ろう あの人も僕がいなくてせいせいしるだろうし 自然と僕の足は、家から遠ざかって繁華街へ向かっていた。 この時僕の精神は擦り切れて、自暴自棄になっていたんだ だから、あんなことができた