でも次の瞬間…留維は笑い出した。



「なに?その笑いは??」


「別に…高校時代のラブラブだった俺たちになら似合う部屋だけど…今の俺たちには全然…失せる部屋だな~と思って」



「私も同感」



「…でも…千紘に触れたら…出るかな??」



「ええ~ッ!!?」


私をソファーの上に倒す留維。


自分の上体を両腕で支え、起こした状態で上から私を眺めた。



「俺も…親友に女を奪われたコトがある・・・」


「!!?」