最初から大牟田課長が留維に友好的でいつも率先して、サポートしていた理由が理解出来た。



「安西の仕事は何とか振り分けてやります」



「ありがとう・・・大牟田課長」



「失礼します…」



先に大牟田課長は出て行った。



「俺の親父がね…」


そう呟き留維はお茶を一口飲む。



「でも…毎日…この部屋で二人だろ?」



「そうね・・・」



「仕事になるかな?」