菜穂side~*

「好きです。付き合ってください!」

どうもこんにちわ。
秋庭菜穂と申します。

告白され中なう。なんだけど。
これで何回目?
私、全然可愛くないよ?
私の親友の大分 小百合なんて
すんごく可愛いんだからさぁ
私じゃなくしてよ。
な~んて言えるわけ無いから

「ごめんなさい。あなたのこと良く知らないから…。」

そう言うのがお決まり。

「そうですか…。じゃぁお友達からお願いします!」
「はい。」
そう言って右手を出した
男の子は戸惑いながらも私の右手に右手を重ねた
私はニッコリ笑って
「それじゃ。さよなら」
と言ってその場を後にした。