っつーかなんだかんだ言って、
 島崎もサボる気満々だし。
 
 『っつーか照れてないから!!!』

 「ほらほら、照れて否定しなくてもよくってよ??」

 いや、てめぇ誰だよ?? 
 キャラおかしくねーか?

 『だから照れてないって!』

 「照れてる!」

 『照れてない!!!』
 
 そんな言い合いをしていると
 すぐに保健室の扉の前に立っていた。
 
 っつーか中に先生いたらサボれないじゃん!!
 怒られそうだし・・・。
 ここはまずチェックしたほうが・・・。
 色々考えている私をよそに
 島崎が扉に手をかけていた。

 『ちょい待ち、ちょっとチェックするから!!』

 そう言うと島崎をおしのけて私が扉の前に立った。
 どうか先生がいませんように。
 心の中でそう念じながらそっと扉に手をかけた。

 「チェック?何だそりゃ?」