いつもの爽やかな風が 気持ちをスカッとさせてくれた あたし達は隣に並んでフェンスにもたれかった 「…フエェッ…グスッ」 隣を見るとはるかが泣いてた 「何泣いてんの」 「グスッ…こっ…怖かった」 「ほら、泣くなよ。大丈夫だって」 あたしははるかの肩に手をまわして言った