正直
あたしどうすればいいかわかんなかった。
答える言葉がみつかんなかった。

好きなのに好きっていえなかった。
好きだけど、
話できなくなって、距離が遠くなるのが怖くて。

なら、今のままの楽しい関係でいんじゃないかって。
恋人にならなくてもいんじゃないかって。

そう思って
あたしは断ってしまった。

一文字一文字をゆっくりうち。
最後の一文字をうち
あなたに送ったとき
頬に涙が流れた。

悔しかった。
自分の判断が。

でもこのまま
あなたと一緒に楽しくいけるのならば。
そう思うようにした。