どこまで走ったか階段に差し掛かったのに


あまりに必死できずかなかった



日「ぎゃっ!!」


階段から落ちてしまった




日「いてて・・・」



立ち上がろうとしたら凄い痛みが走った



日「イッ!!・・!?」




ペタンと座り込んでると



「おい!!」



振り返ると久賀の姿が



久「さっきはその・・・・

なんていうか・・・あの、わ、悪かったな」



なんてぶっきら棒にいわれると



日「うぅ~ヒック、グス」


久「な、何で泣いてんだよ!!」


何かすごいてんぱってる


日「だって~」




嬉くて何でか泣けてきた・・・なんでだろ




そぅ言うとぶっきらぼうに頭をなでてくれて


なんだかすごく落ち着いたけど・・・



落ち着くにつれ恥ずかしくなってきて



こんどは心臓が落ち着きをなくしていった



日「も、もういいよありがとう」



そういって見上げた久賀の顔が真っ赤だったので



こっちまで赤くなってしまった