ぼくたちはさっそく ブランコにのった。 ―ギィーコ ―ギィーコ 「ふたりでいっしょにのるとたのしいね。」 えみちゃんは言った。 「そうだね。」 「きっとよにんでのったらのったらもっとたのしいんだろうね。」 ばくは言った。 「そうだね。いつかあたらしいともだちができるて、よにんでのれるときがくるといいね。」 「うん。」