「おにいさんたちはな、いま、あたらしいブランコをはこんできたんだ。」

「まえはひとりしかブランコにのれなかっただろ?」


「…うん。」


「だからみんなでいっしょにたのしくのれるように、のるところをふやしたんだ。」


「…そっかぁ!!」

「じゃあこれからはふたりでいっしょにのれるね!!」


「うんっ、やったね!!」


「じゃあもうおにいさんたちはかえるから。なかよくあそぶんだぞ。」



「はーい。おにいさんたちありがとう!!」

と言ってぼくたちは
おにいさんたちに手をふった。



おにいさんたちも
手をふってくれた。