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「きら……っ」
「昶!!」
「あ、よかった…気がついた…」
目を開けるとそこには夕方殴った晴輝が。
周りを見ると病院のようだった。
「大丈夫?
俺ん家、昶ん家の隣じゃん?
9時になっても電気がつかないから心配になって、行ってみたら血だらけで倒れてるんだもん!
死んでんのかと思って超焦った」
「晴輝…」
身を起こそうとして力を入れると激痛が走った。
「まだ駄目だよ起きちゃ!
絶対安静なんだからね!」
プンプンしながら言うと、
昶はその顔が可笑しくて笑った
「むっ!何笑ってんだよぉ!」
「いや…お前の顔がキモくてさ」
さらりと言うと晴輝は「キモい…?」と呟きながら鏡を見た。