――― ―――――― 「昶!!」 晴輝が勢い良く病室のドアを開ける。 すると、そこには思いがけないモノがいた。 「お前はっ……!?」 ───白銀の髪。 「………!! 昶が言ってた…」 「こいつが…?」 そこにいたのは白銀の髪をなびかせた美しい女の人。 ………否、妖怪。 二人は暫く見とれていたが、我に返った。