「ねぇ、あんた達…母さん達のこと忘れてない?」

「ラブラブねぇ…若いわねぇ」


っと言って、俺と葵の世界をぶち壊してくれる母さん達

元はといえば、母さん達が原因なんだから、少しは反省しろよ


「輝、食べよ」

「うん」


生暖かい目で見てくる母さん達を無視して、俺と葵はテーブルに着いた

で、ひとつのアップルパイを2つのフォークで突っついて食べる

味はもちろん…


「美味い。さすが、葵だな」

「へへっ、ありがとう」


俺が、頭を撫でるとくすぐったそうに笑う葵

やっぱり、葵は泣き顔より笑顔が似合うな