でも、葵は素直に諦める子じゃなかった…
「輝?起きてぇー朝ですよー」
っと、俺の体を軽く揺する
でも、俺は無視して寝たフリを続ける
「むぅ…」
俺が起きないと、判断したらしく小さく唸りながらも、体を揺らすのをやめた
諦めたかな?
そう思った瞬間
何か暖かい物が
唇に…?
あれ?
これ…もしかして、ちゅーしてますか?
驚いて、俺はつい目を開けてしまった
「えへへ…おはよ?キスで目を覚ますなんて…輝ってば、お姫様みたいだね?」
っと、葵は照れ笑いしながら言った
あぁ、もう…
可愛いなぁ…
もう、いい加減食べてもいいですかね?葵さん。