季節は秋
風が冷たくなってきた、今日この頃…
俺、春野輝幸(ハルノテルユキ)はベッドの中にいる
今日は土曜日…
面倒くさい学校が休みの日
だから、俺はお昼過ぎ位までベッドから出る気は無い
そう、無かったのに…
「輝ぅぅう!」
俺の名前を呼んで、扉を勢いよく開けて部屋に入って来たのは、俺の幼なじみ兼許嫁
田村葵(タムラアオイ)だった
起きていたが、ベッドから出るのは面倒くさいので、狸寝入りをする俺
「輝、寝てるの?」
そうだよ
寝てるから、そーっとしといて
俺は心の中で、葵に言った
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